Gōtokuji Temple
Setagaya, Tokyo
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豪徳寺の招き猫は、小判を持たない
招福猫児と呼ばれるこの猫は、右手だけを上げていて、小判は持っていません。井伊直孝が門前の猫に招かれて雷雨を避け、それが井伊家との縁になったという伝承にちなみ、福を招いた猫として祀られるようになりました。三重塔の十二支の彫刻にも、子(ねずみ)と並んで猫が紛れ込んでいます。
招き猫の奉納所のすぐ裏に、桜田門外の変で倒れた井伊直弼の墓がある
豪徳寺は彦根藩主・井伊家の江戸菩提寺で、境内には桜田門外の変で倒れた幕末の大老・井伊直弼をはじめ、歴代藩主や正室の墓があります。国史跡に指定されたこの墓所には、井伊家の上屋敷から寄進された赤門を通って進みます。寺の前身「弘徳院」はもともと世田谷城の中にあり、隣の世田谷城阯公園では今も土塁や空堀の一部を歩けます。
あちこちに招き猫がいる街
豪徳寺の招福猫児奉納所には、願いがかなった参拝者が納めた招き猫が並び、その数は約1万体にのぼります。寺発祥のこの招き猫は境内にとどまらず、豪徳寺商店街や山下商店街の街灯の幕・店先、豪徳寺一丁目たまにゃん公園のマスコット、東急世田谷線の「幸福の招き猫電車」にまで顔を出しています。
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