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等々力渓谷公園東京都世田谷区
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渓谷歩きは、「ゴルフ橋」という名の赤い橋から始まる
渓谷の入口に架かる赤い橋、名前は「ゴルフ橋」といいます。昭和の初め、崖の上にあったゴルフ場へ渡るための橋だったのが由来。ゴルフ場は戦前になくなり、跡地は玉川野毛町公園になりましたが、橋には名前だけが残りました。たもとの階段を10mほど下りれば、谷沢川沿いの散策路が始まります。
中を覗ける、1300年前のお墓
散策路の途中、崖の中ほどにガラス張りの入口があります。7世紀に掘られた横穴墓で、復元された内部をそのまま覗けます。発掘では3体以上の人骨と、耳環やガラス小玉などの副葬品が出土。隣の2号横穴からは大和(奈良)産の土器も見つかっていて、ここに眠る一族は都とつながりがあったのでは、と考えられています。
「等々力」の地名を生んだ滝
本堂の脇の階段を下りると、渓谷の崖から「不動の滝」が流れ落ちています。この轟く水音が、「等々力」の地名の由来と伝わります。お寺には、平安時代に興教大師が夢のお告げでこの谷を見つけ、錫杖で岩をうがつと滝が湧き出した——という開山の伝承も残っています。本堂は崖の上、滝と奥之院は崖の下。ひとつの境内が、渓谷を上下にまたいでいるんです。