この場所をもっと知る
等々力駅から歩いて3分。住宅街の切れ目にある階段を10mほど下りると、谷沢川沿いの散策路に出ます。国分寺崖線の南端を谷沢川が削ってできた谷で、23区内で「渓谷」と呼べる場所は、実はここだけ。散策路の途中では7世紀の横穴墓の中をガラス越しに覗けて、谷を抜けた先の等々力不動尊では、「等々力」の地名を生んだ「不動の滝」が今も流れています。 本堂の脇の階段を下りると、渓谷の崖から「不動の滝」が流れ落ちています。この轟く水音が、「等々力」の地名の由来と伝わります。お寺には、平安時代に興教大師が夢のお告げでこの谷を見つけ、錫杖で岩をうがつと滝が湧き出した——という開山の伝承も残っています。本堂は崖の上、滝と奥之院は崖の下。ひとつの境内が、渓谷を上下にまたいでいるんです。